ぐにゃん

いあー電車で今日私は女神を見たかもしれない。かおちっちゃ!目でっか!かみさらさら!足ながっ!制服の白シャツとスカートの割合の具合がすばらしい!やー照れた照れた。凝視した。キモい自分。
自分が超イケメンだったらという妄想で友達と駅で2時間話す。馬鹿な女子たち。
なんというか、これが私の理想のタイプとかではなくて、自分がいわゆる「イケメン」であったらという話。わたしの好みの「トイレットペーパーの芯を集めてる人」とかじゃなくて、もっとイケメンイケメンしてる人に生まれたらのはなし。
以下妄想。書いたら気持ち悪かった。読みにくいし見にくいし醜いので妄想族の仲間は続きを読んでください。「イケメン」に生まれたらこう生活したい。「イケメン」に生まれたら。
イケメンだからさー、駅でぼーって立ってると(気だるそうに、ぼーっとしててもいけメンだからいけてるの。イケメン角度で立ってるの。あしちょっとかくんてして体重かたむけて斜め上をだるめに見上げたりして、もちろん制服で、腰パンとかださいことはしないでただあんまりきちっともはいてなくてイケメンな穿き崩し具合。制服に関していうと、中学のときは学ランで高校はブレザーの学校でなくてはいけない。これイケメンの鉄則。)イケメンだからさ女の子が遠くで「わーかっこいー」とか言ってるの。言ってるのが右のほっぺたにきこえてくるの。でもイケメンだから余裕。こんなふうに女の子がうへえってなるのは5分サイクルであることだからふつーにそのまま立ってるの。そしたらたまに女の子が話しかけてきたとかして「あのー」とか言ってきたりとかしてイケメンだから背高いからその声の方を「え?」って見下ろしたりとか超したい。超死体。イケメンだからもちろん動じないよ。イケメンなんだから。
部活ははいってなくていいの。イケメンだから。イケメンだから部活入ってないのに体育でやるバスケとか超できるんだよ。で、部活入ってないから放課後は教室で座って話とかしてんの。放課後の教室だんだん人減ってきて、女の子と二人とかになったりすんの。イケメンだから女の子がやばい緊張してたりすんの。でもこっちはふつーに喋るの。イケメンは一切意識しない。分け隔てもしない。イケメンぶらない。でもイケメン。「イケメンぶらないこと」こそが究極の「イケメンぶること」の極意なのだ。
イケメンはふつーに過ごす。自分が通り過ぎたところで、廊下で女子たちが「わーなんとかくんだあ」とか言ってドキドキしてるのを背中で聞きながらふつーに過ごすの。イケメンだから。朝とか登校中追い越しざまにふつーに「おはよ」とか声掛けるの。そしたら女の子がぐへえってなるの。でもイケメンそんなものに気を取られない。追い越して通り過ぎて女の子が後ろでぽーってなってるの。イケメンだから。
イケメンには中学から仲がいい親友(イケメン)がいて、もちろんイケメンだから友達いっぱいいるんだけど、こいつとは特別な友情。ホモではない。普段いっぱいの友達といるときは、イケメンで明るいけどちょっとクールなの。でも親友(裕也とかいう名前だと思う)といるときは心を開いて本当に明るいって感じ?遠くで見ている奴らが「イケメン、裕也といるときはあんな笑顔見せるんだな」とか会話をするみたいな親友。大野君と杉山君的なイケメン2人組。
イケメンはもてる。道を歩くだけで何千の女の子をくらつかせている。でも彼女いる。彼女はそこまでかわいい子じゃなくていい。日曜駅に立ってて、きれいなお姉さんに声掛けられたりして、「イケメン動じずの技」で「え?」とか言っているところへ彼女が来て、「おう」とか言って、「待ってた人来たんで」って言ってきれいなお姉さんから離れてそのあんま可愛くない彼女と去っていく。そんなイケメン。うしろすがたがまぶしいねイケメン。