「女子高生でーすみゃはきゃぴ」って感じの子も割りと実は変質者なんですよ。女子高のなにがいいって、人間の、そういう深層のギリギリなラインまで見えてきちゃうところがいいんじゃないかと思います。あらゆる人が、いかんなく自らの変質な部分を発揮できるというか。そういう空間なんだと思います。
でね、そりゃあ当然校庭の花壇の草とか食ってみたい気分になったりするわけじゃないですか、当然。当然。
で、うひゃうひゃいいながら食ってたらなんか唇痛くなってきたよね。
下校時に生物の先生に聞いたよね。「しらべときますね」って言ってくれたよね。「おねがいします」って言って帰宅したんだけど、家路すでにやばいよね。さらさらの唾液が止まらない。舌が常にしびれてる。口がホットホッターホッテスト。まあ気のせいに違いないと思って翌朝おきて普通に登校してみたけどやっぱ口熱いし発疹でてるし。
休み時間に先生に呼び出されて「あれ毒草だったのよ」
まじかよ。まじだよ。しかも結構ヤバイ毒をもってる草だったらしいです。普通に花壇に植えられていた観賞用のきれいな花なんですが、下手したら失明することもあるらしいです。アガサクリスティーの小説の殺人法に使われたこともある草だったらしいです。やばいです。一番症状のひどかった一人は病院送りになりました。草は即刻撤去されました。「校庭に植えてあった植物(園芸用)を食べて生徒が病院送りに」というニュースは「高2女子が校庭の草を食べるだと・・・・?!」という驚きとともに一大センセーションを巻き起こしました。会う人会う人に「なんで食べちゃったの?なんで思考がそこに行き着くの?!」って聞かれましたが、「坊やだからさ・・」としか答えられないよ。「シラフでラリラリ」が生活の標語だったけど、いい加減慎まないとネタ体質も笑えないとこに行き着くなと思いました。っていう反省の言葉を述べながらまた馬鹿な子達とラリテンションでねりけし耳に詰めようとしてクラス委員に止められました。いい加減にしたいです。
〜一連の会話(女子です。きゃぴきゃぴ盛りです)〜
「ちょーこれ草ちぎったら白いのでてきた!!!!あふれてる!!!」「みるくじゃみるくじゃあああ」「うへひゃひゃ」「舐めるしか」「ないwwww」「うぼえまあーずっ!まーず!」「げえええええこれガソリンのww味wwww」「ほんとだwwwwガホリンwww」「ガホリンwwwwww」「ままのwwwみるくwwwwガホリンの味wwwwwwww」「犬のwwwおやつのwwww味wwww」「ガホリンwww」「まずい死ぬwww」「でもこれ・・クセになーる」「やばいそれ麻薬」「クセに、なあああある」「うひゃへあひゃへあ」「そういえばあっちにもう一個変な汁出る草あるんだわ」「行くしか」「ないwww」「みずしま」「ヒロwwwwwwwwwwwwwwwwww」「うひゃへあひゅあひい」「これやばいこれやばいこれwwwwwwww」「これ粘液wwwww」「これwwあはんあふうん・・・・・・・・あふん!!唇いてえ!これまじ唇いてえ!!!!なんか舌しびれてきた!!!!!!!!!!!!!!!」