英字が書いてある服を着る人の精神が分からない。とか言ったら結構敵に回す人数は多い。でも分からない。
別に、キャラクター的なものがあって英語が書いてあったらなんかわかる。そのことばはキャラクターの物であって着ている人の言葉ではない。
でも、字だけ書いてあったりするじゃん。あれってなに。
主張?人間として主張すべきことはたくさんあると思う。そして、その中からひとつチョイスして着るのだから、その人にとって相当大切なことなんだろうと思う。でも、重要なはずのその主張があまりにどうでもいいというか、本意がくみ取れない場合が多い気がする。
主張でないとしたらもっとよく分からない。とりあえずなんか書いてあって可愛いので着ています、ということ?ただ、意味がある単語である以上はなんか、ちゃんとその意味を考えたい。「なんか可愛い」で着るには、書いてある言葉がきちんと意味のある単語すぎるとおもう。意味のある言葉を着て外を歩くとき、背負う責任的なものは結構大きいと思う。言葉を身につけて歩くのは緊張を伴う作業だ。
昨日、電車で、服にすごい長い文が書いてある人が向かいに座っていた。頑張って読んでみたら、文法とか無で言葉が並んでいて本格的に錯乱した。日々英語服を見るたびに熟読する私だけれどもここ何ヶ月かで一番混乱した。「泡、王子、魅惑的な、吹く、機能、濃い赤色、ワオー!」これが彼の主張なのか。主張でないとしても、なにも考えずに果たして「プリンス」と書いた服を買ったりするだろうか。ワオー!って急に誰かの感嘆の声だ。私にはわからない暗号なんだろうか。多分着ている本人も、自分の服にこんなにも惑わされている女がいるとは思っていないと思う。